平成25年(2013)に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、
翌年には鶴岡市が「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。
自然の恵みに感謝の念を捧げる「命の食文化」である
出羽三山の精進料理がその源流となっております。


羽黒館では精進料理の伝統と技を活かし
地元の四季の旬の食材を吟味して
素材の良さを引き出す料理を心がけております。
精進料理の心を受け継ぐ当館自慢の味をお試し下さい。





料理名は昔から伝わる羽黒派修験道独特の
隠語表現で詩的とさえ言えるものです


●出羽の白山島………胡麻豆腐
●月山の掛小屋………月山筍
●羽黒修験道の柴燈…わらびの生姜かけ
●西補陀落……………うどの胡麻味噌あえ
  ●獅子の滝……………なめこ豆腐のお汁
  ●聖山の春夏…………月山筍や椎茸の天ぷら
   ●祓川のかけ橋………ふきの油煎り
   ●御峯の吹雪…………いりなめこの豆腐煎り
    ●由良の湊揚げ………すり豆腐、浅草のり、生姜
●月山の焼山…………三杯酢



長い歴史を持つ羽黒館には
さまざまな人たちが訪れました。
そしていろいろな歴史を
刻んでまいりました。
時の流れを越えて当館には
語れば尽きることのないほどの
思い出が息づいております。




旬の食材をふんだんに使っております。

ぜんまい、こごみ、うど、みずなど春の山菜。

秋の山形ではかかせない「食用菊」。
地元では「もって菊」と呼ばれています。
正式名称は「延命楽(えんめいらく)」というそうです。